この映画、観ました?#1

こんにちは。

大石ちゃんこです。

 

早速ですが、今回は、

2014年に私が見た映像の中で最も衝撃的だったものについて。

それはドキュメンタリー映画

 

「アクト・オブ・キリング」です。

 

★★★★☆ 4.5

 

ものすごい映画でした!

1960年代にインドネシアで起きた何百万人規模の大虐殺の加害者達に、

自分達がやった虐殺の再現映画を撮ってもらい、

その様子に密着しています。

皆さん、殺人の方法などを、

笑いながら本当に誇らしそうに自慢して、

楽しげに語ったり演じたりしています。

実際にあった虐殺を再現しているというのに、

あまりに楽しげで、見ているこちらも笑ってしまうくらい。

 

この映画の主役となるアンワルさんという人も

終始そんな感じなのですが、

虐殺の再現映画を監督し、自分も演じ、

VTRチェックをしていくうちに、

だんだん彼にある変化が出てきて…、

最後のシーンは本当にスゴいです。

観ていて、体が固まってしまいました。

耳をふさぎたいし、目も覆いたくなるけれど、

映像に圧倒されて、固まっちゃって、

観るしかないって感じでした。

 

今まで一度も自分達がした事に向き合ってこなかった人が、

50年以上経ってから初めてそれに向き合い、

心も、身体も、その周りの空気さえもが、

全力で過去に拒絶している様子。

それは、とてもとても衝撃的な映像でした。

 

また、当時は日本も自国の利益の為に

その大虐殺を行った政権を支持していたという事実や、

映画のエンドロールで「匿名」という表記が大量に出てきた事も、

ものすごく怖かったです。

 

正しいかはわかりませんが、この「アクト・オブ・キリング」を、

小中学校の道徳の時間などで観せるべきだな、と思いました。

クソきれいごとみたいな話が載った道徳の教科書もいいですけど、

こういうものを観せるのも良いのではないかと。

 

昨年12月にブルーレイ&DVDも発売されたので、先生たち、ぜひ。