映像制作お勧めソフト #3「Mpeg Streamclip」

    こんにちは!

    今回紹介するソフトは「Mpeg Streamclip」というソフトです。

    映像制作の現場では、様々な形式のファイルを取り扱って編集作業をしなくてはなりません。

    今僕は主に「Final Cut Pro」(※以下ファイナルカット)というソフトで編集を

    しているのですが、ファイナルカットで読み込むことが出来ないファイルを素材として

    お預かりすることが多々あります。

     

    そのファイルを変換する時によく使うソフトが「MPEG Streamclip」です。

     

    このソフトは「MPEG」「AVI」「MOV」など、30種類以上もの形式のファイルを読み込むことが出来るんです!

    さらに、動画の使いたい部分だけを残したり、他の動画に挿入したりなど、編集作業も出来てしまいます。

    映像のサイズを変えたり回転・クロップも出来ます。色味や明るさの調整も出来てしまうので、簡単な編集ならこのソフトで

    出来てしまうんです。

     

    さまざまな形式のファイルを読み込むことが出来るため、プレーヤーとして使っても便利なソフトです。

    今回は変換の部分に焦点を絞ってご紹介します。

     

    ファイナルカットでの編集の際にはMOVファイルで「Apple ProRes422」という形式のファイルをよく使用します。

    この形式はファイナルカットでの編集に適したファイルなのですが、ファイルサイズが大きいため元々この形式で素材として受け取ることは少ないです。そのため、さまざまな形式で受け取った素材ファイルを「Apple ProRes422」に変換するという作業が、

    編集を始める前にほぼ必ずする作業になります。

     

    ファイナルカットでも変換をする事は出来るのですが、変換中ファイナルカットでの編集作業が出来なくなってしまうため、

    「MPEG Streamclip」などのソフトで変換をかけるのが便利です。

     

    それでは次回、実際にファイルの変換をしてみます!