こんにちは。
今回は前回に引き続き「撮影の基礎」について紹介したいと思います。
前回は良い映像をとるために必要なカメラ操作の注意点とショットサイズについて
紹介しましたが、今回は「構図」に焦点をあててご紹介したいと思います。
⚪︎構図の重要性
構図とは画面を構成する点と線、面のバランスのことで、構図によって被写体に特殊な
意味を持たせたり、強調したり印象を変化させたりすることができます。
ただ被写体を映すのではなく、効果を把握し狙って撮れば、より印象に残る映像を
作ることができます。
⚪︎基本的な構図
・三分割法
画面の縦と横を三分割し、その交点に被写体を置く構図です。
映像における基本的な構図です。
・日の丸構図
被写体を画面の中心に置く、一般的な構図です。
被写体を強く印象づけたい場合に用い入ります。
(例:インタビューやスピーチをしてる人を撮る時等)
・シンメトリー構図
被写体を左右対称の画面にします。
建物や風景を撮る時に有用です。
奥行きや立体感を表現することができます。
・三角構図
画面内に三角形を作るように撮影します。
安定化ある構図になります。
また下から見上げるように撮影すれば
威圧感がでます。
覚えておくべき基本的な構図を4つ紹介させていただきました。
どれも非常にベーシックな構図で様々な映像で使われています。
この4つを覚えておけば、困ることはほぼないと思います。
注意するべき点は、写真や画と違い、
映像は構図を被写体に合わせてキープし続けなければ
いけないということです。
芝居やフィクションではなく、スポーツや風景などの実際の動きを撮影する場合、(被写体が同じ位置関係を保っているかという運もありますが)確かなカメラワークが必要です。
次回は基本的なカメラの動かし方について紹介したいと思います。
それではまた。
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