撮影基礎知識  #3

番外編・映像史

 

ありとあらゆる物の形を写し取る「カメラ」は現在私たちの生活に溶け込み、

今や珍しくもなんともない物となっています。

 

カメラの原点は紀元前より「カメラオブスクラ」という名で知られていました。

カメラオブスクラとは小さい穴を暗い箱や部屋に開け、外光を小さい穴を通らせて暗い部屋の壁に外の景色を逆さまに映すという仕組みの装置で、おそらく多くの人が小学校か中学校の理科の授業で「ピンホールカメラ」という物を習ったかと思いますがそれと同じ原理になります。この技術がカメラの起源になります。

大きく進化したのは19世紀のフランスで壁の部分に感光材(※光を記録する材料・今でいうフィルム:センサーに該当)を

使用した今に近いカメラ・オブスクラが登場しました。

これは一枚の写真をとるのに8時間もの時間がかかったそうです。

 

この頃から感光材料の発展が進み、急速な発展を遂げていきます。

ちなみに日本にも1841年ごろには写真技術が伝わったとされています。

1857年ごろに島津 斉彬(しまづ なりあきら)という人物を撮った写真が日本最古の写真と言われています。

 

話を少し遡り、19世紀のフランスで感光材を使用したカメラオブスクラが発明された頃、時を同じくして動画・映像に繋がる技術も

発明されていきました。

 

映像も原理は「カメラオブスクラ」と同じで、

この原理は19世紀から今に至るまでほどんど変わっていないと言われています。

 

紀元前から今に至るまで、カメラは様々な人物によって改良・研究されていき、今では誰もが手にすることのできる機械となりました。


  

昔のカメラと今のカメラを比べると、全く形は違うのに、根っこの部分は同じだということを思うと

なんだか感慨深い気持ちになってきませんか?

 

それではまた。