Final Cut Pro X 使い方 #12「DVDの書き出し」

     

     今回は編集したタイムライン、プロジェクトの書き出し方法を説明させて頂きます。

    Final Cut Pro Xでは様々なフォーマットに対応しています。高解像度でのデータの書き出し方からAppleデバイスにあった書き出し方。その他にもYouTubeやFacebookへ直接アップしてくれるような書き出し方があります。

    もちろん、DVDの書き出し方法あります。

     

    まず「書き出し」ですが、Final Cut Pro X上では「共有」と呼ばれています。

     

    共有ボタンは左のボタンです。

    ここをクリックするとポップアップメニューが表示されます。

    今回はDVD の作成方法を説明させて頂きます。

     

    まずDVDディスクを作成の場合、「DVD」を選択します。

    DVDの共有ウィンドウが開きます。

    それぞれのメニューの簡単に説明すると以下の通りに

    なります。

     

    出力デバイスは…

    Mac内蔵または外付けドライブ名:選択したディスク

    ドライブでディスクを作成します。今回はAppleの純正の

    ドライブを使っているので出力デバイスに「Apple SuperDrive」と表示されいます。

     

    層…

    自動:書き込み時間に合わせて自動設定します。

    1層:1層メディに収録する場合に選択します。

    2層:2層メディに収録する場合に選択します。

    特に指定がない限り「自動」で大丈夫です。

     

     

    ディスクテンプレート…

    メニュー表示時に背景色を「黒」か「白」を選択できます。

    好みの問題なのでどちらでも大丈夫です。

     

    マーカー…

    チェックを入れると再生時にチャプターマーカーを字幕で表示します。

     

    背景…

    「追加」:メニューの背景画像を選択できます。アプリの「写真」から好みの画像を挿入できます。

    「共有」を開始するとエンコードが開始され、指示に従ってディスクを挿入すると自動的にDVD が作成されます。

     

    作業状況はここで確認できます。パーセンテージが

    上がっていれば問題なく進んでいますが、止まっていたりする時は要注意です。

     

    一度止めてやり直したり出力デバイスの選択が違って

    いたりするのはあるあるなので確認してみて下さい。

     

    作成が完了すると書き込まれたDVDディスクが排出され、作成完了のメッセージが表示されます。

     

    実際のところ、この一連の作業をする前にDVDを挿入していても大丈夫です。

     

    以上で今回の書き出し方法の説明は終わりです。