映像制作お勧めソフト #11「Encore」

    こんにちは!

    映像制作の現場では、DVD作成だけでも様々なソフトを使用します。

     

    それぞれ長所短所があるので、使い分けが出来ると便利だからです。

     

    ということで、今回は「Encore」をご紹介します。

     

     

    「Encore」は、アドビシステムズが出しているDVD・ブルーレイディスクを

    つくるためのオーサリングソフトで、メニューボタンを細かく設定出来たり、

    オーディオトラックを複数書き込めます。

    さらに、Photoshopデータを読み込むことが出来るので、メニュー画面のデザインが調整しやすいなどの利点があるソフトです。

    これまでご紹介したソフトと比べると若干操作が複雑に感じますが、DVDの作りを自分で細かく設定したい場合などには重宝します。

     

    DVDに直接動画を書き込むことも出来ますが、今回は好みのライティングソフトで書き込めるように、

    ISOイメージでの書き出しをやってみます。

    「Encore」を立ち上げると下記のような画面が出ます。

     

    ファイル > 新規 > タイムライン から新しいタイムラインを作ります。

    これは、DVDに書き込みたい映像を乗せるための場所になります。タイムラインを作成したら、映像を読み込みます。

     

     

    このタイムライン上でオーディオトラックを重ねたりなどの編集をする事が出来ます。

     

     

     

     

     

     

     

    タイムライン上で書き込みたい形が出来上がりましたら、

    画面右手の「プロパティ」タブの部分でメニュー画面の

    ボタン操作などを設定します。

     

    再生後繰り返し再生にするか、停止させるかなど、細かく設定を

    する事が出来ます。

     

     

     

     

    設定を済ませたら、ファイル > ビルド > イメージを選択して、

    イメージファイルを作成します。

     

    これで出来たイメージファイルをDVDに書き込めば、完成です!

    これまでにご紹介した他のソフトに比べると若干複雑ですが、使い込めば自由度の高いDVDを作ることが出来ます。

     

    「Encore」も自分が使えるソフトの選択肢の一つになると制作の幅が広がりますので、是非覚えてみて下さい!