
ここではブログテーマでもある映像制作に欠かせないソフトの一つである
Final Cut Pro Xの基本的な使い方について書かせて頂いております。
前回はFinal Cut Pro X上での録音の方法を説明させて頂きました。
今回はレンダリングについてご説明します。
まず、レンダリングとは何かいうと調べてみると‥‥
レンダリングとは「描画」の意味で…、とか書いてありますが描画と言われていてもイメージがわきません。
では、「レンダリング」とググってみると…
レンダリングとは、画像や画面の内容を指示するデータの集まり(数値や数式のパラメータ、描画ルールを記述したものなど)を
コンピュータプログラムで処理して、具体的な画素の集合を得ること。そのためのハードウェアやソフトウェアのことを「レンダラー」(renderer)あるいは「レンダリングエンジン」(rendering engine)などと呼ぶ。画像だけでなく映像や音声を生成することも
レンダリングということがある。
わかりづらいですね。
つまり、映像を作る上で動画の上にテロップなどエフェクトを加えて新しい映像を作り出す作業のことをレンダリングと考えてもらえると
わかりやすいかもしれないです。
描画の表現を用いると、真っ白なキャンパス(タイムライン)に下地(動画)を塗って細い表現(音やテロップやエフェクト)の一つ一つの作業を一個のデータとして処理することをレンダリングと考えるとイメージしやすいかもしれません。
Final Cut Pro 7を使っていたり、使うとレンダリングの作業の必要性と概念がわかるのですが、Final Cut Pro Xではレンダリングを
自動的にやってくれるのでFinal Cut Pro Xから使い始めた自分にはレンダリングの概念がなかなか理解できないかもしれません。
Final Cut Pro Xでは、だいたいのカメラのフォーマットにも対応しているので素材を取り込んだらそのままタイムラインにのせて
編集することが可能です。
「バックグラウンドレンダリング」と言ってオートでレンダリング作業をしてくれます。
これはFinal Cut Pro Xの新機能の一つであります。
ちなみにFinal Cut Pro Xでは標準のコーデックにApple ProRess422を採用しています。
もちろん、この設定は変更が可能です。
自動を手動で変えることも、ProRess422をHQやLTに変更することも可能です。
簡単ですが、以上で今回のレンダリングの説明については終わりです。
次回はバックグラウンドレンダリングの設定について説明します。
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