映像制作お勧めソフト #15「Automator」

    映像制作の現場では、複数のファイルを扱う機会が多々あります。

    そんな時に、一つ一つファイル名を変更していては時間がかかってしまいます。

    今回は、Macでファイル名をまとめて変更したい時に使えるソフト「Automator」を

    ご紹介します。

     

    「Automator」は、Macに標準で入っているアプリで、作業を自動化するための

    レシピを作成する事が出来ます。このレシピ次第で様々な事が出来るので、

    覚えると便利なソフトです。

     

    今回は、ファイル名をまとめて変更したい時に「Automator」を使って一括で

    変更してみようと思います。

    まず「Automator」を開くと以下のような画面が表示されます。

     

    “サービス”を選択し、①〜④を設定していきます。

     

    ①「イメージファイル」・

    ②「Finder」、これはFinder内の画像ファイルを対象にするということになります。

     

    ③「ライブラリ」・

    ④「Finder項目の名前を変更」これで、対象に対してどんな処理を実行するかということを決めました。ここまで設定したら、次に

     

    ④「Finder項目の名前を変更」をドラッグしてワークフローを

    作成します。

     

     

     

     

     

     

     

     

    これで、処理の詳細を決める事が出来るようになりました。

     

     

     

     

     

    今回は、「test」という名前のフォルダ内のファイルに対して

    処理を行いたいので、保存先を「test」にし、ここから処理の

    内容を決めていきます。

     

    今回はファイル名の前に日付とsozaiという文字を入れたいので、「テキストを置き換える」を選びます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    すると以下のような画面になるので、追加するテキストを

    入力します。

     

    これで、ファイル名のあたまに「11.19sozai-」が共通して

    つくようになりました。

     

    手順が多いので複雑に感じますが、慣れれば簡単です。

    ここからの処理は次回ご紹介させて頂きます!