番組やCM、MVなど、たまたま見た映像の中から「真似したいな〜」と思う素晴らしい
映像手法をゆるく紹介するブログです。今回は「人工知能(AI)」です。
「人工知能(AI)」
あらゆる分野で、人工知能(AI)が人間の仕事を奪っていくという話をよく聞くが、
クリエイティブの世界の分野にまで人工知能(AI)が進出している。
「Benjamin(ベンジャミン)」と言われる人工知能が脚本を書いた映画、「Sunspring(サンスプリング)」が公開。
およそ8分間のショートムービーで世界初。
失業者が増えて、若者は生きるために血を売る未来の世界が舞台。
3人の男女が登場して始めはその3人の三角関係が描かれるが後半は宇宙空間に立ったり、
ショットガンを解体して口に入れたり。さらにセリフや会話に一貫性がなく、不思議で奇妙な展開に。
「Benjamin(ベンジャミン)」は「Sunspring(サンスプリング)」の監督のオスカー氏の
友人でAI研究者のロス氏が制作。彼は「Benjamin(ベンジャミン)」に、
映画「ゴースト・バスターズ」や「2001年宇宙の旅」といったSF映画を学ばせ、
「Sunspring(サンスプリング)」の脚本が完成したという。
話は変わりホラー映画の脚本を人工知能のシナリオライターが書き上げ、制作中であるらしい。
グリーンライト・エッセンシャル社が制作している「Impossible Things(インポッシブル シングス)」は、
観客にとって最も怖いストーリーを描くために人工知能(AI)をライターとして採用したという。
人工知能(AI)は、ホラー映画を見ている観客のデータを分析し、観客がどういうストーリー、
どういうシチュエーションで恐怖を感じるかをジャッジし、シナリオを作成しているとのこと。
また自動的に予告編も作っているというから訳がわかりません。
観客の性別や年齢に応じて、どういうポイントが恐怖を感じるかも分析し、最適な構成を提案したり、
さらには、最高のドンデン返しのシナリオまで提案することもできるらしい。
ちなみにこの「Impossible Things(インポッシブル シングス)」は、25歳以下の女性を
メインのターゲットとして想定してシナリオが書かれているとのこと。
Sunspring | A Sci-Fi Short Film Starring Thomas Middleditch
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