AfterEffectsの使い方 #1「基礎知識」

    YouTube動画の流行りなどで、一般の方も映像制作に触れる機会が

    多くなっていますね。

    ここでは、映像作品を華やかにするエフェクト等を作成できる、

    AfterEffectsというソフトについて色々書いていこうかなと思います。

     

     

    ◼まず、AfterEffectsとは?

    PhotoshopやIllustratorと同じ、Adobe社の製品です。

    文字に動きをつけたり、キラキラしたエフェクトを作成したり、色味の加工などを行ったり・・・。

    Photoshopは静止画を華やかにするソフトですが、AfterEffectsは静止画+動画に対応しているソフトです。

     

     

    ◼AfterEffectsで、まず始めに行う基本作業

     

    AfterEffectsで作業を始める時は、まずコンポジションというものを作成します。

    ※「コンポジション」とは…

     

    作成したエフェクトを格納しておく箱のようなものです。

    この箱の中で、エフェクトを作成したり、写真や動画データを取り込みます。

     

     

    ◼コンポジションの作り方

     

    ここでは、AfterEffects CC2019を使用しています。

     

    他のバージョンでも作り方は同様です。

     

    まずAfterEffectsを立ち上げ、下記の画像のようなものが表示されると、「SoftWare Update」と「After Effectsをご利用いただき〜」の

    タブは閉じてしまって大丈夫です。

    不要なタブを閉じた後は、下記のようにシンプルな画面になります。

    この画面が表示されれば、左側の「新規コンポジション」をクリックします。

     

    その後、

     

    こういった画面が表示されます。

    赤枠で囲った箇所が、主に変更する箇所になります。

     

    ①    ここは、自分の分かりやすい名前をつけてください。

     

    ②「幅:1920」「高さ:1080」が基本のサイズです。YouTubeに投稿する場合もこのサイズで良いです。

       「縦横比を16:9に固定」の左の四角にチェックをつけると、同じ比率で小さくしたり、大きくすることができます。

        16:9以外の比率でも作成できるので、好みと用途に合わせて変更してください。

     

    ③  開始タイムコードは動画の始まりになるので、基本は「すべて0」にします。

         デュレーションは動画の尺を決めるところです。

    「0;00;04;01」の場合、4秒間の尺ということになります。1分の尺が欲しい場合は「0;01;00;01」にします。

    「ピクセル縦横比」「フレームレート」「フレーム/秒」「解像度」は、この画像にある設定のままで大丈夫です。

     

    すべての設定が終われば、右下の「OK」を押すとコンポジションが作成できます。

    これで、コンポジションの作成が終わりました。

     

     

    AfterEffectsは初回ダウンロードすると、7日間の無料試用期間があるので、気になっている方は是非、一度お試しで触れてみてください。

     

    それではまた次回、お楽しみに。