第2回
おかげさまで大好評の映像制作あるある体験談!!
今回は映像制作の中で起こる“あるある”な体験を通じて、映像に関する
知識を身につけていただこうと思います。
今回のあるある体験のキーワードは、「デッキ再生用のDVDで納品」です。
映像の用途にもよりますが、制作を終えた映像を最終的に納品する際に、
たまにDVDに焼いてお渡しする場合があります。
が、制作を担当した者からしたら少しがっかりする要素があります。
その理由は、DVDは解像度が低い!!からです。
か・い・ぞー・ど??
という方もいると思うので、ざっくり
簡単に映像の解像度について説明します。
超簡単に言うと解像度とは、映像の大きさです。
HDとか4Kとか1920×1080とかいうやつです。
右の図を見ていただくとわかりやすいのですが、
DVDはいわゆるSDサイズになります。
水色の四角です。
黄色の4Kとくらべて大分小さく感じると
思います。
ちなみにBlu-rayはオレンジ色の四角のサイズになります(Full HD)。
それが何か???
と思われるかもしれませんが、ここからが大事です。
皆さんのご自宅、もしくは会社の会議室のテレビモニターの解像度は何か把握していますでしょうか?
(ちなみにモニターにもこの解像度というものが存在します。図のそれぞれの四角がモニターの大きさだと思ってください)
おそらく大多数はFull HDもしく4Kではないでしょうか?
ここからがなぜがっかりするかの理由になるのですが、
もしSDサイズの映像を4Kのモニターで再生するとなると、
この小さいSDサイズの四角を4Kサイズの大きさまで拡大する必要があります。
つまり、、勘がいい方はお気づきかもしれませんが、拡大するとつまり、、
映像が粗くなる!! のです。苦労して制作した映像が粗くなる、、あの空も、あの海も、あの子の笑顔も・・粗くなる。
おわかりいただけたでしょうか。
ちなみに、チェック用などにDVDを使用した際にも、画質が粗い!!というお言葉もいただくこともあるのですが、理由は上記の通りです。
担当制作の気持ちだけではなく、お客様が展示会やプレゼンなどで映像を再生する際には、綺麗な映像を流すためにもBlu-rayでの再生も
しくはPCとモニターを繋いで再生するなどで映像の解像度を下げずに流せます!
以上、映像制作あるある体験談!!でした。
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