ダンスと映像制作・番組づくり #3

    「ダンスのサイズ感、撮る箇所、魅せる部分」

     

    どうも皆さん! 今回は3回目です。

     

    そんな映像制作・動画制作に対する知識と工夫をちょっとだけ書いて

    いこうと思います。音楽も見る時代。

    PVやライブ映像、音楽番組、実はこんなところ見てもらいたい!

     

    こういう風に作ってるんだ的なことを中心に書いていきます!

     

     

    今回のテーマは「サイズ感」

    あまり普段使わない言葉だとは思いますが、要は「体のどこの部分をどう魅せるか」ということです。

     

    カメラマンに任せちゃう人もいますが、細々と演出(ディレクター)が決めています、はい。みんなから“細けー”と言われることも

    ありますが、そんなおこだわりの話聞いてくださいな。

     

    結局、顔が見たいということはもちろんですがダンスは全身で音楽を表現するもの。とはいってもずっと全身(頭からつま先まで)でも

    つまらないよね。

     

    顔、手の振り付け、足の振り付け、曲によって振付師の人たちが色々考えていて歌詞に合わせたり、音に紐付けたりとホントに

    そんなことまで!?って工夫された動きがあっていつも感動します。 

     

    振付稼業air;man  TAKAHIRO(上野) mikikoさん、のそんな

    ダンスへの想いに気づいた時ちょっとゾワっとします。

     

    それを体現してるアーティストの皆さんも凄いです。

     

    ちょっと話がそれましたが、振付の1つ1つをどう見せていくのが

    格好いいのか?これを追求していくのがサイズ感なんです。

     

    顔から、手まで入れたほうがいいのか、肘までまでなのか

    はたまた腰までか、膝までか、くるぶし、足先まで、

    入れるのが良いのか、でもやっぱり顔のアップが見たいとかあって

    色々考えます。

     

    時には手だけとか目元・口元だけとかもアクセントで入れたりして。

    あと、ダンスは個人で見せるのもあれば、団体的なフォーメーションやカノンといった人数で魅せるものもあります。

     

    いわゆるメンバー全員入っているグループショット、フロント

    メンバーの3人とか表現しているもどういう風に切り取っていくかも大きなポイントになります。

     

    だからカットが割れているのに、似たようなサイズが続くと

    本来的には意味がありません。

     

    また、音楽や歌が盛り上がっているときに、ヨリ系。

    逆に音が小さく繊細な時は滑らかなちょっと引いたサイズ感が

    心地よかったりもします。

     

    この組み合わせ、カットの並びが腕の見せ所。見やすさや

    バリエーションも加味しながら、歌・ダンスを撮っていきます。

    前回のカットラインと合わせて、映像とダンスの相思相愛が出来上がっていきます。

     

    さて次回はビート感の体現か、アングルの付け方をpick upしていきたいと思います。

     

    お楽しみに!