今回も「素材の動かし方」です。
動画制作で実際にアニメーションとして動かす過程について書いていきます。
◆ 実際にアニメーションをつける方法
[1] 前回同様に素材を読み込み、「トランスフォーム」の項目を開きます。
今回は「位置」の項目にアニメーションを付けます。
アニメーションの開始位置に、素材を移動させます。
[2] まずは、アニメーションの「始まりの位置」を設定します。
「位置」の左隣にあるストップウォッチのマークを一度クリックします。
そうすると、青い◆(キー)がタイムライン上に表示されます。
これで、アニメーションの始点が設定できました。
[3] 次は、アニメーションの「終点の位置(アニメーションの動きの終わり)」を設定します。
まず、タイムライン上にあるインジケーターを、右方向へドラッグします。
今回は参考として、一番端にインジケーターを持っていきます。
[4] 終点にしたいところにインジケーターを移動できれば、トランスフォームの「位置」の数値を変更します。(今回は右方向に横移動)
少しでも数値が変動すると、もう1つ青い◆が表示されます。
始点の◆から終点の◆の間をアニメーションで動くように設定できました。
実際に動きを確認する時は、「エンターキー」を一度押します。
すると、先ほど動きをつけた画像がループして動きます。もう一度エンターキーを押すと、動きが停止します。
ここで確認して、思い通りに動けばアニメーションの動画制作は完了です。
次に、動画制作のアニメーション作成の際に、知っておくと便利なツールをひとつご紹介します。
◆ 「アンカーポイント」
アンカーポイントとは、動きの「軸」になる点のことです。
通常このポイントは、読み込んだ素材の中心に設定されています。
この軸となるアンカーポイントの位置を変更することによって、すこし違うモーションをつけることもできます。
ここでは、「アンカーポイントの位置変更方法」について少しだけ記します。
[1] 素材を読み込んだ後、左上のツールボックス内アイコン(画像参考)を選択します。
これを選択することによって、素材の位置を動かさずに、アンカーポイントだけを変更することができます。
[2] そのまま対象の画像を選択し、画像中央にある丸い点(アンカーポイント)を好きな場所までドラッグします。(今回は左上)
これだけで、アンカーポイントの位置を、左上に変更することができました。
アニメーションの動かし方は多種多様で、映像制作時に悩みどころではありますが、気に入るものができた時には嬉しい気分になります。
色々試してみてください!
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