みなさん初めまして、
映像業界に勤める新人のマサです。
主にAdobeソフトを使って映像制作したり、A Dとして現場で業務を
行なったりしています。
こちらではアニメーションの映像制作について映像の制作方法を
書いていこうと思います。
このブログを読みながら自分のオリジナルのキャラクター動かして、
キャラクターに命を吹き込みましょう!
今回のテーマは「歩く」です。
IllustratorとAfter Effectsを使ってパスのアニメーションを作っていきます。
●After Effectsに読み込むIllustratorのデータ
まず、Illustratorでキャラクターを動かす元のイラストを作成します。キャラクターはレイヤーを部位ごとに分けましょう。
脚や腕は直線で作成してください。
●After Effectsへ読み込み〜レイヤーの整理
Illustratorで作成したイラストをAfter Effectsへ読み込みます。
読み込む際は「ファイル」→「読み込み」→「ファイル」→作成したイラストファイルを選択→読み込みの種類を
「コンポジション-レイヤーサイズを維持」で先程のレイヤー構成を保持した状態でAfter Effectsに読み込めます。
次にレイヤーを整理します。
まず、腕と脚を右クリックで「作成」→「シェイプ作成」して元のレイヤーを消しましょう。
各部位のアンカーポイントをずらします。
「頭は首あたり」「腕は肩あたり」「脚は付け根と」人体の中心、関節をイメージして位置を調整すると良いです。
髪の毛など頭部は顔の中心が良いです。
そして、親とリンクを行います。頭部は顔に、顔と腕とは胴体にリンクさせます。
これでレイヤーの準備は完了です。
●体に上下の動きをつける
次は実際に動作をつけていきます。
最初は歩く動作の基礎として最初に胴体を動かしていきます。
体が上下に運動するので動作で体が一番“下”にある時と“上”にある時にキーフレームを打っていきます。
今回は32フレームの中でループするようにします。
体の「位置」を最初は一番高い位置にキーフレームを打ち、8フレーム目で下げて16フレーム目であげます。
そして全てのキーフレームを選択し右クリックで「キーフレームの補助」→「イージーイーズ」をかけます。
Optionキーを押しながらストップウォッチアイコンをクリックして、
「LoopOut(“cycle”)」を入力すると動きがループします。
●頭、腕の動きをつける
胴体の動作と連動して頭の動作もつけます。
頭は「回転」で前後角度をつけて上下運動をしているように動きをつけましょう。
腕は16フレーム目に後ろにと32フレームに前に「回転」で角度をつけて腕を振っているように動かします。
もちろん、どちらも「イージーイーズ」と「LoopOut(“cycle”)」は忘れないように設定しましょう。
この時、ポイントとして体の動きから1フレームずらすとより自然に動きます。
反対の腕は作成した腕を複製して「スケール」のXの値を-100にして回転角度を反転させると腕を交互に動かすアニメーションができます。
●脚の動きをつける
ここは足と膝(脚)に動きをつけます。
まず、足を動かします。
最初に踏み込む前の位置に配置して8フレームで足を上げて16フレームで踏み込み32フレームで戻します。
次に、膝(脚)の「コンテンツ」→「グループ1」→「パス1」→「パス」のストップウォッチアイコンをクリックして足にあわせてキーフレームを打っていつと歩いている動作ができます。
反対の脚は作成した脚をコピーして16フレーム分ずらして最初の脚の位置を踏み込んだ位置に設定しれば歩く動作の完成です。
いかがでしょうか。
今回は「歩く」のおおまかな動きができるところまでをご紹介しました。
深掘りすれば腕を曲げて振ったり、脚を曲げたりなど、より歩く雰囲気をプラスできるので
いろいろ試してみてください。
それでは、また次回をお楽しみください。
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