【AfterEffects】雨の降らせる方法
AfterEffectsは、様々なエフェクトを作成することができる、
動画編集ソフトです。
今回は、数あるエフェクトの中から、「雨を降らせるエフェクト」をご紹介します。
<雨エフェクトの作り方>
① 背景が何もない状態だと、雨を降らせてもわかりにくいので、
適当な画像を置きます。今回は古びたコンクリートのフリー
素材を使用しています。
② 上のメニューバーより、【レイヤー>新規>平面】を選択します。
平面のカラーは【黒】にします。
この平面レイヤーに、雨エフェクトを適用していきます。
③ 先ほど作成した平面レイヤーを選択した状態で、
【エフェクト>シミュレーション>CC Rainfall】を選択します。
CC Rainfallのエフェクトを選択すると、数値が変更できるパネルが現れます。
ここで数値を変更して、自分好みの雨を作成します。
今回は下の画像のような数値に設定しています。
雨エフェクトを追加した平面レイヤーの【レイヤーモード】を【スクリーン】に変更します。
そうすると、背景が透過され、下に置いた背景画像とうまく合成することができます。
④ 今の状態だと、雨のラインがはっきりしすぎているので、
【レイヤー>新規>調整レイヤー】を選択し、この調整レイヤーに【エフェクト>ブラー&シャープ>ブラー(ガウス)】を設定します。
そうすると、画像のように、ふんわりぼかしがかかります。
このやり方だと、背景にもぼかしがかかるので、
雨だけをふんわりぼかしたい場合は、調整レイヤーを作る行程を省いて、
CC Rainfallを適用した平面レイヤーに、直接このぼかしを設定してください。
movie01.mp4
雨の作成方法はこれで完成です。
次回は、この雨エフェクトをさらに雰囲気ある感じに仕上げる方法をご紹介します。
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