編集ソフトの「Premiere Pro」、「After effects」、「Photoshop」などのクリエイティブツールを展開するAdobeが主催の祭典「Adobe MAX 2022」が10月19日、20日に
アメリカにて開催されました!
Adobeと親和性の高い製品の展示や、第一線で活躍する
クリエイターの方々によるトークセッション、Adobe製品、
機能、イノベーションなどの最新情報の展開など日頃Adobe製の製品を使用しているクリエイターの方にとってはタメになる
情報が山ほど詰まっております!
その中でも毎回楽しみなのが「Adobe Sneaks」。
リリースはまだされていないものの、近い将来アップデートに
加わるであろう最先端の技術を紹介するコーナーです。
結果的にはアップデートには組み込まれない機能もありますが、
Adobeが近い将来どのようなアップデートの方向性を目指しているのかを確認するには最適な催しです。
今年は10種類の機能が紹介されました。
今回はその中から個人的にスゲー!となるものをピックアップしました。
ちなみにYoutubeでも同時配信されており、ブログ執筆現在ではまだ視聴可能ですので
未確認の方はぜひ下記URLからチェックしてみてください。
それで早速参りましょう。
機能をちょうど紹介している分数から見れるURLを併せて記載しますのでそちらもチェックください。
(映像を見て想像しているところもある為、実際の機能の説明ではない可能性がありますので予めご容赦ください)
◆「CleverComposites」
https://youtu.be/vfMsVxnq-gc?t=510
静止画合成のAIが進化しました。
背景の静止画があり、そこに何かを合成したい場合、現状ではそれにマッチしそうな角度の素材を探し、載せた後は
違和感がないように大きさや明るさなどを調整する必要があります。
日の当たりも計算し、影を付ける作業も必要になりますね。
ですがこの機能は合成させたい場所にピンを打ち、検索をかけることでそれに適した画像を検索してくれます。
そしてをそれを追加するだけで既に背景が透過された状態で追加されます。
そしてワンボタンで大きさ、明るさなどを自動調整し、自然な合成を行ってくれます!
影も計算されているのは驚きです。
更に検索部分も強化されているような気がしており、追加したい部分にピンを打ち、
何も指定せずに画像検索をするとAIがそれに適した画像を提案してくれる?ような機能も見受けられます。
◆「InstantAdd」
https://youtu.be/vfMsVxnq-gc?t=850
モーショングラフィックに関する進化になります。
従来であれば複雑な箇所に追加したい部分に合わせて1フレずつ奥行きなど合成作業をする必要がありますが、InstanceAddは追加して自動で調整してくれます。
更にすごいのは人物の背景にオブジェクトを設置した場合でも自動で遠近を判別し、人物を切り抜いて背景にオブジェクトが設置されます。すごい!
ブラシツールで適当に書いたところも遠近を計算し、違和感なく合成してくれます。
こちらは遠くない未来に実装されそうな印象です。
◆「ProjectBlink」
https://youtu.be/vfMsVxnq-gc?t=2834
ライブ動画に限って?のような機能ですがなんとブラウザ上で稼働させていました。
驚きなのはそれらのライブにおいての文字起こし、誰がしゃべったか、どんな映像だったかを全てAIが自動で解析している点です。
例えば「バック」で検索すれば「バック」と喋ったテキストを検索できるだけでなく、
バックの画像が写っている箇所も検索されます。
どうなっているんでしょう・・・。
確認できたのはインアウトの抽出だけでしたがテキストの抽出も可能な為、新しい形の動画編集として楽しみです。
他にも気になりましたが今日はここまで。
色々とAdobeのエフェクトを調べておりましたがすごい便利なのに知らないエフェクトもあったりして、
まだまだ機能を使いこなせていないなと感じました・・・。
次回はそんな便利なエフェクトを紹介していければと思います。
それでは。
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