ちょっとした撮影で役立つ!小型カメラのご紹介

    趣味や仕事で映像制作を行うにあたって、まず最初に「何のカメラを使うか」というところが悩みになるかと思います。今回は、私が実際にロケの際に

    使用することが多い小型カメラを、いくつかご紹介していきます。

     

    ■GoPro

    小型のアクションカメラと言われてまず最初に思い浮かべるのがこちらだと思います。最も有名で世界中で使用されているカメラです。4Kなどの高画質撮影はもちろんのこと、高度な手ブレ補正や広角での撮影、防水・耐衝撃など外での撮影に強い性能を持っています。欠点は、暗所での撮影には弱く、ノイズが入ってしまうことも多いです。また、シェアが高いので様々なマウントが用意されていて、一台持っておけばあらゆる撮影に対応することができます。裏を返せば、GoProは単体だと持ち手がなく、小型で撮影がしにくいので、マウントの購入が必須になってきます。

    ■DJI Osmo Pocket

    こちらも小型カメラの中ではかなりシェアが高く、映像業界に携わっている人なら誰でも知っているカメラです。

    一般的な手ブレ補正は電子的に行うものですが、このカメラはジンバル一体型となっており、非常に強力な手ブレ補正機能を持っています。欠点としては、単体では画角が狭いので外付けの広角レンズを用意しておいた方が安心です。

    また、防水には対応しておらず、ジンバルの部分がデリケートなので取り扱いの際には気をつけなければなりません。

     

    ■SONY VLOGCAM ZV-1

    その名の通り、Vlogの撮影に特化したカメラです。動画撮影の入門に適していて、画質や音質が高く、簡単に綺麗な映像を撮ることが

    できます。LOG撮影という、細かいカラーグレーティングが可能になる撮影法も搭載しており、旅先の風景などをより良い雰囲気で

    撮ることができます。

     

    一方で、手ブレ補正や画角では他のアクションカムに比べて若干引けを取るところはありますが、あまり激しい動きでの撮影を

    考えていなければ最も適したカメラと言えると思われます。

     

    ■Insta360 X3

    前後左右全ての撮影が可能な、360度カメラの中でも最も有名なものです。5.7Kの撮影や防水性能を持っており、ウィンタースポーツやジェットコースターなど、ダイナミックな動きにも対応しています。ある意味超広角での撮影なので、強力な手ぶれ補正をかけることもできます。撮影した素材は専用ソフトで編集することができ、360度のパンやズームなど、普通のカメラではできないような多様な動きを表現することができます。また、欲しい部分だけを切り抜いて、普通のカメラを使用した時と同様の動画を作成することもできます。

     

     

    ■まとめ

    今回は、様々な撮影でよく使用される小型カメラを3種類ご紹介しました。どのカメラも、プロアマ問わず様々なシーンで使用されていて、今後動画製作を行うのであれば持っておいて損はないと思われます。

    どのカメラも決して安くはない価格なので、まずはレンタルしてみることをお勧めします。今回紹介したもの以外にも、様々なカメラがありますので、色々試してみてください。