【AfterEffects】ゲーミングレインボーの作り方

    カラフルで目を惹くレインボーエフェクトの作成方法と、

    その活用例をご紹介します。

     

    <レインボーの作成方法>

    ① レイヤー>新規>平面 から新規の平面を作成します。

    色は何色でも大丈夫です.

     

    ② ①で作成した新規平面に、【エフェクト>描画>グラデーション】を割り当てます。

    上から下に向かって、黒→白になるようなグラデーションにします。

     

    ③ さらに、【エフェクト>カラー補正>コロラマ】を割り当てます。

    これでレインボーの下地が完成です。

     

    ・縦方向のレインボーを作る場合

     ①〜③までの工程を行った後、平面レイヤーの【回転】を90°に傾け、【スケール】で平面のサイズを横に広げます。

    ④ 静止画でのレインボーを作成する場合は、①〜③までの行程で完成ですが、

    ここからさらにループする動きをつける方法を紹介します。

     

    ③で作成した【コロラマ】エフェクトの、【入力フェーズ】を開きます。

    【入力フェーズ】の中の項目の、【フェーズシフト】にキーフレームを打ちます。

    フェーズシフトの数値が「0x+0.0°」となっており、

    1x+0.0°、2x+0.0°のように、最初の0のみ数値を変更すると、無限ループさせることができます。

     

    ※パステルカラーのレインボーにしたい場合

    レインボーを作成した平面レイヤーに、レイヤースタイルの【カラーオーバーレイ】を割り当てます。

    カラーオーバーレイの設定を「半透明の白色」にすると、虹色の彩度が薄まり、優しい色合いの虹色になります。

    <レインボーの活用方法>

    ① 新規のコンポジションを作成し、シェイプレイヤーで好きな形を作成します。

    ② 作成したシェイプの上に、レインボーエフェクトのコンポジションを置きます。

    ③ ①で作成したシェイプレイヤーをctrl+Dで複製し、レインボーの上に乗せます。

    レインボーのコンポジションを選択し、【トラックマット】の下向き矢印をクリックします。

    レインボーの上にあるシェイプレイヤーの名前を選択すると、このシェイプの形のレインボーが作成できます。

    今回はシェイプレイヤーで行いましたが、画像ファイルやアニメーションでも同様の工程を行うことができます。

     

    最後におまけで、今回作成した星型のレインボーのコンポジション内に、【レイヤー>新規>調整レイヤー】から【調整レイヤー】を置き、

    調整レイヤーに【エフェクト>スタイライズ>グロー】を割り当てると、光っているような雰囲気にすることができます。