After Effectsのエフェクト 光る文字

     

    今回はエフェクトの実践第1回。いろいろなエフェクトを組み合わせて、効果を実践していきましょう。

    まずは光を使った演出です。

    ●エフェクトの効果について(光を使った演出)

     光を使った演出をご紹介。文字を光らせたり、文字に光を走らせたりと、よく目にするかと思います。

    今回はよりわかりやすくするために、背景を黒で統一して、

    ご紹介していきます。

    ◎文字をネオン調にする方法

     

    文字をネオン調にする方法の紹介です。

    まずは、いつものように新規コンポジションを立ち上げます。背景は黒。

    次に、ネオン調にしたい文字を打ちます。そのとき、さらに文字のみを打つコンポジションを立ち上げると、今後エフェクトが 追加していったとき、編集が楽になりますよ。

     

    今回も、文字用のコンポジションを作成していきます。

    今回の文字は、「文字を光らせる」を使っていこうと思います。そして、最初に作成したコンポジションの中に、文字のみが入った

    コンポジションを入れて、準備完了です。

     

    次に、作成したコンポジションを選択して、複製する。

    そして、新しく作成した上のコンポジション(ここではtext2となっている方)のみを表示させ、

    元のコンポジション(ここではtext1となっている方)は非表示にします。

    test2の方に、「光彩(外側)」のエフェクトを追加します。

    追加後まず初めに、カラーを発光させたい色にします。今回は、ピンクでやっていきます。

    カラー変更後、次は、サイズと範囲を変更していきます。

    サイズは3、範囲は34で設定します。

     

    次に、text2のコンポジションを、複製させて、text3を追加します。

    text3も同じように、光彩を開いて、同じようにカラーを調整して、彩度を上げていきます。

    サイズ、範囲も下記のように変更していきます。

    そうすると、このようになりました。

    光っているように見えてきました。

     

    この時点で大分ネオンっぽさが出てきていますが、あともう一息。

    text3を複製して、text4を作成します。こちらも同じように、カラーの彩度をあげ、サイズ、範囲も下記のように変更していきます。

    すると、このような感じになりました。

    先ほどよりもネオン感が増しましたね。

    最後に調整を行います。1番下以外の3項目全て選択し、テンキーの「T」を押してください。

    すると、全て、「不透明度」のみ表示されます。

    その後、不透明度の左側にある、ストップウォッチをoptionキーを押しながらクリックします。

    すると、エクスプレッションが出てくるので、右側にこのように入力します。[wiggle(30,55)]

    そして、こちらを、text2,3にも同様にやっていきます。

    最後に、1番下を表示させたら完成です。

    すると、チカチカと点滅したように表示されました。完成です。

     

     

    ◎文字の上に光を走らせる方法

     

    次に、文字の上に光を走らせるエフェクトをやってみましょう。

    文字は先ほどと同じ文字、色味のみこちらに変更してやっていきます。

    まず、新規で平面を作りましょう

    この時の色は、光らせる色を選びます。今回は、白にしておきます。

    次に、ペンツールを使って、マスクを作ります。

    このとき、先ほど作成した、平面レイヤーが選択されている状態で、ペンツールを使って、マスクを作成します。

    今回は、2本のラインを走らせたいので、1本目のラインを以下のようにします。

    2本目のラインは、1本目のラインよりも細く作成しましょう。

    次に、マスクした平面のトラックマットのスイッチを入れます。

    トラックマットのスイッチがない場合、下に「スイッチ/モード」ボタンがあるので、そちらをクリックして入れていきます。

    トラックマットのスイッチをいれたところで、こちらのマスクをアニメーションしていきます。

    こちらの平面の位置を、以前学んだことを活かして動かしをしてみましょう。

    作成すると、このような感じになります。

    こちらをご自身で走らせてみて、動きを確認してみてください。

    走らせる色味を変更したい場合は、平面を作成するときに、色を調整してみてください。

     

    以上、今回は、光について説明をしていきました。

    他にも、見たことがあるようなエフェクトがいろいろあるので、今後ご紹介していきます。

    まずは、今回紹介したものを、実際に触ってみてください!