After Effectsのエフェクト 文字の効果

    前回は、光効果を使用したエフェクトの紹介をしていきました。今回は、文字が徐々に現れてくるアニメーションについて学んでいきましょう。

     

    今回は、テレビやYoutubeなどでみる、左から右へ徐々に文字が現れてくるような演出の方法を実践していきます。

    ◎文字が徐々に現れるようにする方法

     

    以前、文字や絵が画面外から時間が経つにつれて現れるようにする方法については、説明していきました。

    トランスフォーム内の「位置」を変化させて、時間が経つにつれての文字移動ができるようにしていきました。

    今回は、この「位置」は使用しないやり方になります。

    早速やっていきましょう。今回は、下記をベースに作成していきます。

     

    新規コンポジションを作成して、ご自身のお好きな文字を入力してみましょう。

    今回は、「文字移動」。こちらの文字を入力して、使用することにします。

     

    次に、コンポジション内を右クリックして、平面を作成します。

    この平面は、文字の上に来るようにしましょう。

    こちら、あとから文字の上にかぶせるので、色はお好きな色を選択してください。

    平面を乗せ終わりましたら、文字のサイズに合わせるように、サイズを変更していきましょう。

     

    ここまでできたら、このような画面になるかと思います。

    ここまでできたら、次に、トラックマットをかけていきます。

    トラックマットを、「文字移動」というテキストにかけるようにします。

    このトラックマットをかけることで、上にかぶっている平面が、「文字移動」という文字に型取られた状態になります。

     

    この時、下の「文字移動」という文字は、非表示になるように設定しましょう。

    この状態で、準備完了です。

    あとは、「位置」を使用して、タイムを打っていきます。

     

    この時は、作成した、平面の方に、タイムを打ちましょう。

     

    このように、タイムを打ちました。

    このような方法で「位置」を変更していくと、今までとは違う動き、

    文字が左端から徐々に登場するような動きをつけることができたと思います。

     

    この方法を使用すると、文字だけではなく、平面や図形などもこのように登場させることが可能になります。

     

    また、上から下に文字を表示させたいときは平面の「位置」を動かしたい方向から動かしていくとできるので、

    どんどん試してみる価値があるかと思います。

     

    いかがだったでしょうか?

    今回のAfter Effectの実践は、左から徐々に文字を表す方法について勉強していきました。

    こちら、文字を使用して実践してみましたが、平面や図形をしようしても試してみてください!

     

    また、前回学んだ光を使用した文字と組み合わせると、光った文字が、徐々に現れてくるようなものも作成できるので、

    これまで学んだことをいろいろ組み合わせながらお試ししてみるのも、おもしろいかと思いますので、こちらも是非試してみてください!

     

    次回以降も、いろいろなエフェクトやアニメーションの方法について、教えていきます!

    お楽しみにしていてください!