商品やサービスの営業において従来では印刷した資料など紙媒体が主流でした。
しかし昨今ではオンライン上での営業活動も増え、理解しやすい動画も作成したいと考える企業が増えてきています。
動画は紙媒体やWebサイトのテキストに比べ情報量が多く、視覚的にも分かりやすい効果があります。今後も、多くの企業で動画が導入されることでしょう。
実際に動画を導入するにはどんなメリット・デメリットがあるのかについて、今回はご紹介します。
動画導入のメリットとは?
営業スキルの標準化
経験が浅い営業担当者でも動画を活用することで基本的な製品の説明が可能となります。
間違った情報を与えづらく、説明がわかりにくいなどの問題が起きにくくなります。
情報量の多さ
静止画やテキストは視覚のみですが、動画は視覚と聴覚で、短い時間でたくさんの情報伝えられます。
アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果によると、1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語になると言われています。
映像(アニメーションなど)とテロップとともに、さらに説明をナレーションなどで補えるので訴求力が高いといえます。
理解度の向上
無形商材や複雑な手順の製品など文字や静止画では伝わりにくいものがあります。
しかし動画を活用することで、イメージをつかみやすくなったり、複雑なものも理解しやすくなり魅力が最大限に表現できます。
活用度が高い
一つの動画を作成するだけでいろんな場面で活用できるメリットがあります。
営業メールだけでなく、コーポレイトサイト、自社のSNSでの拡散、屋外や店頭でデジタルサイネージ表示できたりと、動画内容によりいろんな場面で活用できます。
動画導入のデメリット
コスト面
クオリティの高いものを求めるならやはりプロの動画制作会社に依頼するのが早いです。
自社で制作することも可能ですが撮影や編集には機材とスキルが必要になり時間がかかる場合があります。
プロに頼んだ方が結果コストパフォーマンスの面でも有効になる可能性があります。
コスト面で大きくかわるところを参考にご案内します。
・撮影があるかないか → 編集のみなら費用を抑えられます。
・撮影日数はどれくらい要するか → カメラマンの人件費や機材費がかかるため少ない日数ならば費用は抑えられます。
・撮影場所を自社内か撮影スタジオか → 自社内であればコストはかかりませんが撮影スタジオなどを借りる場合は
1時間単位で料金がかかります。
・出演者の有無 → モデルさんや俳優さんが必要な場合は出演費に加えメイク・スタイリスト費がかかる場合があります。
・複雑なアニメーションやCG → 求めるアニメーションやCGのクリオリティによって高額になる場合があります。
これらをふまえ動画の内容によってどの部分でコストがでおさえられるか検討できます。
時間がかかる
動画制作の大まかに工程として
① ヒアリング
② 動画内容の構成
③ 撮影
④ 編集
⑤ ナレーション・BGM
となります。
この間、制作会社と編集した動画のチェックや修正などやりとりし制作していきます。
動画の長さや内容にもよりますが1ヶ月以上かかる場合があります。
今回は企業で動画を取り入れるメリット・デメリットをご紹介しました。
目的やターゲットを明確にした動画を導入すれば確実に効果を生み出すコンテンツといえます。
これを機会に営業において動画導入の検討をされてはいかがでしょうか。
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