インタラクティブ動画とは?できることと活用するメリット

動画を見ていて、動画の中にクリックできる箇所が出てきたことはありませんか?

 

動画再生中に視聴者が画面内をクリックすると、商品やサービスの詳細や予約ページなどに飛ぶしくみの動画は、「インタラクティブ動画」というものです。

 

様々なストーリーを作成し、ユーザーのアクションをうながし、触れられる動画コンテンツは、マーケティング効果も高く、企業広告などに活用されています。

 

ここでは、インタラクティブ動画のできることと活用するメリットを紹介します。

インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは、動画内にリンクを設置し、動画を見るだけにとどまらず、視聴者に行動を起こさせる動画広告のことです。

 

インタラクティブには、「対話」や「双方向」という意味があります。視聴者の「もっと知りたい」「これは何?」といった疑問を瞬時に解決し、動画で扱われる内容により興味関心を持ってもらえる効果があります。

 

たとえば、ストーリーを見せてから選択肢を表示し、それに合う商品を見せ、購入ページへのリンクを常に表示する。

 

単に動画を流すよりも、続きを気にならせることができるのです。そのため、離脱を防ぎ、動画を最後まで見てもらいやすくなります。

 

ユニークな演出で視聴者の記憶に残せるため、競合との差別化にもつながります。

インタラクティブ動画で可能なこと

インタラクティブ動画では、次のような様々な仕掛けができます。

特定のリンクに飛ぶ

再生中の動画にリンクを設置できます。通常動画では、アクセスしてもらいたいページがある場合、説明スペースにURLを記載することになります。

 

これではユーザーに説明欄まで見てもらう必要があり、動画内から直接飛べるインタラクティブ動画よりクリック率が上がりにくいです。

 

インタラクティブ動画では、商品紹介やサービスの詳細、予約・購入など、コンバージョンにつながるページにいち早くアクセスしてもらえるため、成果につながりやすくなっています。

電話をかける

電話につながるリンクも入れられます。ユーザーには、すぐ行動を起こさせるのが重要です。電話番号を探しているうちに他のものに目移りし、そのまま忘れられるなどが日常茶飯事の世界です。

 

インタラクティブ動画なら、電話ボタンを何度か表示して問い合わせへの導線を印象づけ、気になったらすぐ電話をかけてもらえます。

地図を開く

地図へのリンクを入れると、その地域・場所を一目で伝えられます。わざわざサイトから住所ページに飛んでもらうよりも早く、効果的です。

 

ユーザーが近くにいる場合、そのことがすぐにわかると来てもらいやすくなります。観光地やホテル、施設、企業説明など、場所が重要なテーマの動画を作る際に効果的です。

ストーリー分岐

話の流れを途中で分け、異なる内容や結末を見せられます。次の展開をユーザーがクリックで選べるため、シナリオゲームのように楽しんでもらえます。

 

「この選択を押すとどうなるのかな?」と好奇心を刺激して気にさせ、離脱せずに内容を全て見てもらいやすいです。何度も再生してもらえる効果もあります。

インタラクティブ動画を活用するメリット

インタラクティブ動画をうまく使うと、次のようなメリットが生まれます。

エンゲージメントが高くなる

ただ動画を眺めるだけでなく、選んだ選択肢の先に何が起きるのか興味を持って見てもらえるため、視聴時間が長くなります。

 

そのぶん多くの情報を与えられるため、動画内容の商品や企業への理解が進み、記憶に定着しやすくなるのです。すると、愛着が湧き、購入や問い合わせをする確率がアップします。

 

さらに、内容に好意や驚きなどの感情を持ってもらえるとSNSなどでシェアされ、ポジティブな口コミの拡散を期待できます。

ブランド・製品の世界観を伝えられる

ユーザーのほうから選択などの行動をすることで、動画の世界に没頭できます。一方通行ではない形で内容に引き込めるので、ブランドや製品のオリジナルの世界観を伝えやすいです。

 

たとえば、ホラー映画のインタラクティブ動画の場合、恐怖の演出や謎解きシナリオを工夫し、物語の世界に引き込みやすくなっています。

ユーザーの行動データを取得でき改善に役立てられる

動画はアップして終わりではなく、ユーザーの反応を分析することが重要です。通常の動画では、主にユーザーがどこで離脱したかのみわかります。しかし、インタラクティブ動画では、ユーザーがクリックした場所、回数まで判明します。

 

操作内容までわかるため、どの操作が多く行われ、どの展開がコンバージョンにつながったか、問題点はどこなのか把握し、効果測定やPDCAサイクルを回すための重要なデータです。

 

たとえば、コンバージョンが少ないインタラクティブ動画の場合、分岐箇所のクリック数が少ないことがわかれば、クリックして先を見たくなる最初のストーリー修正に着手できます。

動画を最後まで見てもらいやすい

様々なメディアがあふれる現代では、1つのコンテンツを最後まで飽きずに見てもらうことが課題です。

 

インタラクティブ動画では、「ここを押すと次は何が起きるんだろう?」と興味を持たせられるので、ユーザーが飽きにくいしくみになっています。

 

たとえば、レストランの紹介動画の場合、「店内→料理→行き方→お店の歴史」など、見たい箇所だけの再生が可能です。最初からだらだら長く流れるよりも、結果的にすべて気にならせ、最後まで集中して見てもらえる可能性があります。

インタラクティブ動画の活用シーン

インタラクティブ動画は、次のような様々な場面に有効です。

採用活動

会社のスタッフや仕事の様子、イベント、扱っている商品などのイメージを文字や写真だけで応募者に伝えるよりも、インタラクティブ動画で伝えたほうがより雰囲気をリアルに伝えられ、ミスマッチを防げます。

 

社長の企業理念や社員インタビューなどを見せやすくなり、説明会の手間も減らせます。応募者側は希望する職種の説明だけ見ることができ、便利です。

 

さらに、全選択肢を見た人だけが応募できるようにするなど、ユニークな選考にも使えます。

教育

レッスンや講義といった、何かの手順を伝えたり、勉強を教えたりする場面にもおすすめです。

 

たとえば、問題を出し回答を選んでもらうようにすると、大人も子どもも楽しみながらゲーム感覚で教われます。

 

商品の使用方法、治療院の施術について、学校の授業などに活用できます。

商品プロモーション

商品の認知度を上げ購入につなげる販促活動に効果的です。今までのCM動画よりも好奇心をかきたて、ユーザーに印象づけやすくなります。SNSも巻き込んだ、爆発的な効果も期待できます。

 

また、ユーザー層に合わせた様々な展開ができるため、見込み客に自分ごとと感じてもらいやすいです。実際の使用シーンを自分の生活に当てはめ、リアルに想像できます。

 

海外では新商品のシェーバーについて、625通りものストーリーのあるインタラクティブ動画が配信されています。喜怒哀楽の豊かな、エンタメ性の高い商品にも向いています。

アフィリエイト

文章と写真で構成されたサイトで問い合わせフォームに誘導する方法に比べて、インタラクティブ動画では、動画内で購入まで完了します。静止画よりも多くの情報を生き生きと魅力的に伝えられるので、購買意欲を刺激しやすいです。

 

今までのアフィリエイト方法で売上が伸びない場合は、インタラクティブ動画をぜひ試してみてください。

まとめ

強くイメージを与えられるインタラクティブ動画は、動画マーケティングでおすすめの手法です。様々な仕掛けを置けるので、既存の枠に縛られない自由な動画が作れます。

 

一方通行ではないオリジナリティを出し、競合との差別化にも効果的です。