動画コマースとは?ライブコマースとの違いやメリット・デメリットを解説

動画とインターネットショッピングの融合した、新たな販売形態「動画コマース」がいま注目されています。

 

 

では、この動画コマースとは具体的にどのようなものなのか、そのメリット・デメリットはなにか、などを解説していきます。

動画コマースとは

通常、動画で紹介されている商品を購入したいとき、視聴中の動画を止めて商品詳細ページに遷移して、購入に至ることでしょう。

 

しかし、動画コマースは商品紹介などの動画を視聴しながら、ページを遷移することなくその商品を直接購入できるシステムです。

 

テレビショッピングと似ていますが、番号を控えて電話をかけたりネットで検索したりする手間がなく、動画からそのまま購入できる部分がスムーズで画期的といえます。

 

日本国内では2018年から注目されはじめ、また5Gによる高速大容量の通信が可能になったため、ますます活用される場面が増えると予想されています。

動画コマースとライブコマースの違い

動画コマースと似ている販売形態に「ライブコマース」というものがあります。

 

ライブコマースとは、ライブ生配信で商品の紹介をおこない、視聴しているユーザーとコミュニケーションを図りながら販売をおこなう手法です。

 

まず動画コマースと異なるライブコマースの特徴として「生配信であること」「ユーザーとコミュニケーションをおこなうこと」の2点が挙げられます。

 

インフルエンサーなどが、実演販売のように商品を宣伝するものなので、誰でもできるものではなく、動画コマースと比較すると参入のハードルが高いといえるでしょう。

動画コマースのメリット

では、動画コマースにはどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

短い時間で多くの情報を伝えられる

インターネットショッピングの商品ページというと、説明文と写真だけという形式が一般的です。

 

しかし、動画であればその商品の詳細な特徴、使い方や活用方法といった多くの情報を短時間で凝縮して伝えられます。

 

動画で得られる情報量は、説明文と写真だけの場合と比較しておよそ5000倍ともいわれるため、より商品の魅力を伝えることができ、購買意欲を高める効果があるといえます。

画像だけではイメージしにくい情報を伝えられる

画像だけでは、実際にその商品を使用する様子や使い勝手といった細かな部分まで、あまりイメージがつきにくいものです。

 

たとえば電化製品であれば実際にそれを使用する様子、また使うとどのような効果があるのか、などひと目で分かるように紹介できます。

 

その様子を見て「自分でも簡単に使えそう」とか「これだけ効果があるなら欲しい」と、ユーザーの購買意欲を刺激することができるでしょう。

SNS・動画サービスへの活用が可能

動画コマース用の動画は専用サイトに掲載するほかに、SNSやYouTubeなど動画配信サービスにもアップロードして活用できます。

 

YouTubeなど多くの配信サービスでは、動画上にテキストやリンクを挿入できるため、そのまま動画コマースをおこなえます。

 

このようなプラットフォーム上で公開すれば、より幅広いユーザーに動画を視聴してもらうことができ、拡散してもらえる可能性もあるため、新規顧客の獲得に期待できるでしょう。

動画コマースのデメリット

つづいて、デメリットである部分についてもご紹介します。

制作する時間とコストがかかる

動画コマース用の動画を制作するには、まず動画を撮影・制作し、商品の購入リンクを挿入するなどの作業が必要です。

 

動画の制作会社に依頼すると当然費用がかかりますし、自社で制作するとなれば、企画から撮影まで非常に多くの作業が必要で、やはり手間やコストがかかります。

効果測定しづらい

動画コマースで効果測定をするとなると、動画のクリック数(再生回数)が指標になるでしょう。

 

しかし、クリック数が分かってもユーザーが最後まで動画を視聴したのかまでは分からないため、細かな効果測定をしづらいのが難点です。

 

動画経由で購入に至った数なども確認できるように、設定しておくことをおすすめします。

 

まとめ

このように、動画コマースには多くのメリットがあることをご紹介しました。

 

  • 短い時間で多くの情報を伝えられる
  • 画像だけではイメージしにくい情報を伝えられる
  • SNS・動画サービスへの活用が可能

 

動画の作成には時間やコストがかかりますが、うまくいけば予想以上の効果をもたらす可能性にも期待できます。

 

実際の事例などを参考にしつつ、自社製品でも応用できそうか、導入の効果がありそうか、検討してみてはいかがでしょうか。