こんにちは。大石ちゃんこです。
私の趣味はタイピングです。
仕事で長時間PCのキーボードを打って
疲れているときも、息抜きとしてネットで早打ちタイピングゲームをしています。
今回は、そんな私を夢中にさせた映画をご紹介。もちろん、タイピングが好きじゃない人も絶対に楽しめるステキな作品です。
この映画、観ました?
レジス・ロワンサル監督 「タイピスト!」
★★★★☆ 4点
<ストーリー>
1950年代のフランス。
保険会社の社長ルイの秘書に採用された田舎娘のローズは、ドジで不器用なため1週間でクビを宣告される。
だが、彼女の唯一の才能を知ったルイから、自分と組んでタイプ早打ちの世界大会で優勝しないかと提案され・・・。
キュートでロマンチックでコミカルな作品です。
そしてストーリーは、王道というか、期待を裏切らない展開なのですが、それがとっても好感を持てます。
この作品は絶対にそれが良い!、
変に裏切らない方が絶対良い!、
と思えるような感じです。
観終わったあと、すごく幸せな気持ちで満たされます。
この作品では、
ローズとルイのロマンスだけでなく、女性の自立についても描いています。
縁談を断り、都会に出て奮闘するローズの姿は見ていてとても応援したくなりました。
いかにも「あたし自立した女なんで」的な女性ではないローズが自立していくのが良いと思います。
ローズ役のデボラ・フランソワはものすごくカワイイです!
日本の女優のミムラさんみたい。何年か前に観た映画『譜めくりの女』にも出ていたのですが、その時の雰囲気とはまるで違ったので、
色んな演技ができる方なのですね。
衣装やタイプライターも激かわいくって、いつかこんな年代モノのタイプライターを買って家に置きたいなというムダな憧れを抱きました。
そして、ルイ役のロマン・デュリスという俳優。
私は毎年、自分だけで勝手に
「ちゃんこギャラクシー賞」
というのを決めていて、映画やドラマ、俳優、曲、食べ物など
各ジャンルでその年に私が最も素晴らしい!と思ったものを決めています。(私の同居人にしか需要がありませんが)。
2013年の映画部門大賞はかなり悩んだ結果、2作の受賞となり『タイピスト!』と『ムード・インディゴ』でした。
で、後から気付いたのですが、なんとその2作とも主演男優がロマン・デュリスだったのです。
全く知らない俳優なのに、2013年、私の中で大活躍でした。ヒゲ濃いめ、背低め、な俳優だけど、どちらの作品でも大変ステキです。
ちなみに『ムード・インディゴ』は、前回ご紹介した『僕らのミライへ逆回転』の
ミシェル・ゴンドリー監督作品。
そちらについてもいつか書けたらと思います。
※前回の この映画、観ました?#20
カワイイとかオシャレとかロマンチック、だけではなく、タイピングの大会に関してはスポ根の要素もありますので、
『タイピスト!』は女性だけでなく男性にもハマると思います。
ですので、「どうせ、オシャレなだけの、いい歳なのに“女子”とか言っちゃうようなイタい女たち向けのただのキューティー映画だろ?」
などと思ってる男性も、観てみてください。
ぜひ!!
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