展示会用、映像制作のポイント
展示会用映像制作のポイント
展示会の来場者は歩きながらブースを眺め、立ち寄るか素通りするか迷います。
そこで映像が興味を引く役割を果たせればビジネスチャンスも広がります。
大手企業のブースには必ずと言っていいほどモニターが設置されておりますが
ブースを華やかに見せる賑やかしモニターがほとんどで
映像を有効活用している企業はほとんど有りません。
では展示会で映像を有効活用するには・・・・
ポイントは音と映像です。
<音>
来場者の多い展示会は騒がしく
設置モニターから流れる音声はほとんど掻き消されます。
まずは音をどうするか考えます。
モニターに映し出される動画の音声をコンパニオンがマイクでしゃべる方法がお勧めです。
動画とコンパニオンの説明がリンクしていると通りすがりの
お客様の足が止まります。
正確にはモニターに映し出された映像のナレーションをコンパニオンやMCが
その場でしゃべるのです。
これはマイクを使った女生の声が高音域で騒がしい中でも聞き取りやすく
生のライブ感が気を引くのです。
モニターに外付けスピーカーを設置し音量を上げる方法もありますが
ブースに近付いてくるお客様にとっては不快で逆効果となりますので、お勧めできません。
<映像>
映像のポイントは実践販売のようにテンポよく商品の魅力を
「さらに、さらに、さらに」の手法で畳み掛けます。長さは短めに作り、
通りすがりのお客様が数秒で認識できる「見どころダイジェスト」の内容にします。
これは実践販売のプロがいなくても同じ効果が期待できるのです。
映像は使い回しを流すだけでは賑やかし程度の効果しか
期待できません。お客様を引き寄せるには映像を見てもらう環境
を考え効果的に演出しましょう。