カラオケ映像
カラオケ+映像
まず、なんといってもモニターの歌詞の
バックに流れる映像、BGV。最近では、
劇団四季のディズニーミュージカル作品の
映像がLIVE DAM STADIUMで業界初として
配信され話題になりました。
カラオケ映像といえば、男女の恋愛ドラマ風、都会で葛藤を抱えながら孤独に生きる
若者のドラマ風、熱血ドラマ風、会社内
コメディ風、アニメーション…などなど、
私たちは色んなパターンの映像を見ながら
色んな曲を歌っていますよね。最近では
歌手の本人映像を流せる曲も増えてきて
いますが、いわゆるカラオケ映像というのも乙なものです。
カラオケ用BGVというのは、例えば青春、遠距離恋愛、冬、家族、など様々なテーマに沿った
映像を撮影しておいて、それらをカラオケ機械に入れておき、客が選曲するとその曲に合った
映像を機械が選んでモニターに出すようになっています。
そのため、一曲ごとに、歌詞からその曲をどのテーマに当てはめるかの設定がされているのです。
カラオケ映像制作の際に気をつけられているのは、一つの映像に対してたくさんの曲が
当てはまるようになっているので、抽象的な映像にすること。
更に、色んな時代の曲のBGVになる可能性があるため、時代によって形が変わる物などは
できるだけ映らないようにするなど、様々な配慮もなされています。
そして最近のカラオケでは、動画を撮影できるサービスも人気があります。カラオケボックス内で歌っている動画を撮影してweb公開したり、他のユーザーとコラボして動画作品を作ったりも
できるのです。
顔出しNGの人のために顔を隠せる機能もあったり、ニコニコ動画やSNSへの投稿と連携して
いたりもします。
更には、「デュアルプロジェクター対応ルーム」があるカラオケボックスも増加。これは、
複数のプロジェクターからアーティストの映像が部屋の壁に映し出され、モニターだけでなく
部屋全体を使ってまるでライブに来て歌っているかのような臨場感が味わえるものです。
このように、いまやカラオケは歌うことだけでなく映像も楽しめる娯楽として進化し続けて
います。今後、3D映像や、まるで自分がステージに立っているようなバーチャルリアリティを
体験できたりするカラオケも出てくるかもしれませんね。日本生まれのカラオケ、
その発展が楽しみです。