ソーシャル視聴
ソーシャル視聴
ソーシャル視聴とは、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを使いながら
テレビ番組を見て、内容を実況したり感想を
即時に投稿し合って楽しむこと。
違う場所にいても同じ番組を見ている
者どうしで興奮を共有できますし、
見ていなかった人はその投稿によって番組の
存在や放送中の状況を知り、
興味を持てばテレビをつけて視聴する
ことにつながります。
番組内容にツッコミを入れたり補足し合ったりすることで、通常よりも更に面白く視聴する
こともできるでしょう。
手元にスマートフォンを置いてSNSに
ログインしておき、スポーツ中継を見ながら
状況を投稿したり、ゲームに動きがあった
瞬間に感情を投稿したりしている人は
増えていますよね。
映画『天空の城ラピュタ』がテレビ放送される際の、作品内で「バルス」という呪文が叫ばれる
瞬間に視聴者たちが一斉にTwitterで「バルス」とつぶやく、
いわゆる“バルス祭り”もとても有名で、2013年の放送時にはTPS(秒間ツイート)が
14万3199にもなり世界記録を樹立しました。
最近では、フジテレビのドラマ「恋仲」が
ソーシャル視聴を活用。
最終回の放送中には出演者がドラマを
観ながら感想を言い合う様子を
ツイキャスでインターネット生配信し、
“ツイキャスとテレビドラマの連動”
初の試みとして話題になりました。
また今年6月には、データセクション株式会社がソーシャルテレビアプリ「みるもん」の
提供をスタートしました。
これは、現在どんな番組がTwitterで
盛り上がっているのかを知ることができ、
番組を見ながらリアルタイムで感想を
共有できるテレビ実況アプリ。
盛り上がっている番組が4段階で色別表示
されるので瞬時に状況を把握でき、
番組を視聴しながらアプリ内でTwitter投稿をすることも可能です。
そして、関係の無い広告なども排除されるので、煩わしい思いをせず快適に視聴できるのだそう。
SONYのテレビ「BRAVIA」にも、好きなSNSを利用して友達と会話したり、色々なコメントを見て楽しみながら視聴できる“ソーシャル視聴”ボタンが付いています。
いちいちスマートフォンやパソコンを見ずとも、テレビ画面だけでソーシャル視聴ができるようになっているのです。
このようなソーシャル視聴がスタンダードになることで、
世の中の「テレビ離れ」解消に近付けたら喜ばしいですね。