パチンコ映像
パチンコ + 映像
パチンコの液晶演出も、高レベルな多くの
クリエイター達の力が注がれているのです。
パチンコの機種には、メーカーオリジナルのキャラクターがモチーフになったものと、
既存のアニメ・映画・ドラマのキャラクターや、アイドルや歌手など芸能人を起用した
タイアップ機と呼ばれるものがあります。
オリジナルだと、近年では「海物語」
シリーズが爆発的なヒットを誇っており、
パチンコをやらない人にも存在が認知されているほどです。
タイアップ機のヒット作は、「エヴァンゲリオン」シリーズや「冬のソナタ」シリーズ、
「花の慶次」シリーズなどたくさん。
パチンコの液晶映像は、オリジナル機はもちろんのこと、タイアップ機の場合も
その作品が発表された当時のデザインを現代風に調整するなど、様々な過程を経て
制作されています。
パチンコの液晶映像制作で必要なのは、まずキャラクター設定です。
造形から世界観、特徴、動きなど、愛されるキャラクターを誕生させます。
次に、彩色。当たりorはずれの結果が出るまでの数十秒~数分の時間、プレイヤーを
楽しませ感情を揺さぶるために、キャラクターのビジュアルを際立たせ、
細部まで作り込まなければいけません。
そして、図柄や背景など素材の作成と、演出企画書の作成です。どんな画像でどんな演出が
あるのかなど構成します。
次に、絵コンテを作成。パチンコの映像制作では、通常の映像制作よりもはるかに“間”が
大変重要だと言われており、通常の映像ではテンポが悪いと感じてしまうくらいの“間”が
必要となってきます。
その最適な“間”によって、当たりorはずれが判明するまでプレイヤーのテンションを上げ続けることができるのです。
そして、それらをもとに映像を制作し、推敲や修正を重ねていきます。
1991年にカラー液晶モニターが遊技機に搭載されてから、パチンコの液晶演出映像は
どんどん進化し、現在では、実写、アニメ、3DやCGなど色んな技術が使われています。
パチンコをプレイする際には、その液晶に出てくる映像がどんなこだわりを持って
制作されたのか、想像してみるのも楽しいかもしれません。