映像制作の見積もり
映像制作の予算
制作会社へ映像制作を依頼する際に最も
重要な事項の一つが、見積もりです。
想定しているレベルの映像が予算内で
作れるのか判断でき、また、複数の制作会社に見積もりを出してもらことで、依頼する会社を選ぶ基準にもなります。依頼の際には、
作りたい映像作品の規模やクオリティ、
イメージなどをしっかりと伝えることが
大切です。
制作会社は、それらの要望と予算とを考慮して、見積もりを提出します。
映像制作にかかる主な費用としては、以下のようなものがあります。
・構成料…映像を作る前に、どういう内容にすれば効果的か熟考します。
(ナレーション原稿制作も含む)
・人件費…ディレクターなどの制作スタッフ、カメラマン、照明スタッフ、音声スタッフ、
音効(BGMやSEを付ける)
・機材費
・撮影場所の使用料
・撮影、編集、CG、納品などのメディア(テープ)代
・出演者のギャランティ
・ナレーターのギャランティ
※作品によってはヘアメイク、美術スタッフ、フードコーディネーターなども。
その他、特殊な撮影方法や編集方法などをとる場合は、また別途で機材費や技術料などもかかる
ことがあります。
制作会社から見積もりを提示された際に、それがどういう内容の作業なのかわからないものが
あったら、必ず担当者に質問し、説明してもらいましょう。
また、見積もりを出す際には、何を優先させて何を削るのかを判断しなければいけません。
例えば、撮影場所は高額なスタジオでなくても自社やツテのある場所などにして費用を抑えたり、
商品をよりキレイに映すためにフードコーディネーターや照明に関しては絶対に質を
落としたくない、など。
そのあたり、しっかり打合せをして、満足のいく見積もりを出してもらわなくてはいけません。
制作会社も、予算内で最大限の効果を狙える映像を作るために知恵を絞ることは、
逆に張り切り、腕まくり状態になるはずです。
映像を作ることになったら、ぜひ、まずは気になる映像制作会社に見積もりを依頼して
みましょう。