IBMのwatson


編集者のAI化


編集者のAI化
AIを使って収穫した野菜を等級別に分別する機械や人の会話パターンを学習するロボットなど様々な用途のAIが存在しますが今年の9月、一本の映画予告編が海外で公開されました。
タイトルは「Morgan」監督はリドリー・スコット監督の息子であるルーク・スコット。
リドリーもプロデューサーとして参加しています。
この予告編、一見普通の予告編なんですが、
なんとIBMのwatsonと呼ばれる人工知能が編集した予告編なのです。
IBMの研究者らはまず、シーンに切り分けたホラー映画のトレーラー100本以上をWatsonに与え,
各シーンの視覚要素や音声要素、構成を分析し、トレーラーに迫力をもたせる方法を学習させ
ました。
その後、『Morgan』の本編90分を処理し、トレーラーに取り込むべきシーンを探し
『Morgan』の処理を終え、10個のシーンを取り出した。合計で6分ほどの動画になった。
各シーンをつなげて筋の通ったストーリーにするのには人間の編集者が必要だったが、
通常ならトレーラーを完成させるのに10~30日かかるところが、Watsonによってわずか
24時間でつくることができたといいます。
それがこちらのトレイラーです
多少は人の手が入っているそうですが、機械が作ったとは思えない出来です。
そのうち全てAIで作られた映画もでてくるかもしれませんね。