映像制作を勉強する人にお勧め本3冊を紹介
映像制作の仕事に就いたら色んな事を覚えなければいけませんが、正直言って、物事を先輩や
上司がちゃんと教えてくれるというよりは「現場で覚える」「経験して覚える」という事の多い世界です。
教えてくれる人もいますが、基本的にみんな時間がないので、わざわざ時間をとって資料などを見ながら…というケースは稀でしょう。
そんな中で物を言うのは、やはり事前に自ら得ておいた知識です。あらかじめ知識があれば、
理解への道程がかなりショートカットできます。そんな時に役立つのは、本や雑誌。
今回は、映像制作に関して読めば参考になるオススメの「本」を3冊、御紹介します。
新版 映像制作ハンドブック
これから映像制作の仕事に就きたいと思っている人の為の定番本。
映像の世界の基礎を学べます。まだテレビ、映画、CM、WEB…など分野をはっきりとは決めていない人もいると思いますが、どの道へ進むにしても、まずはこれを読んでみるのが良いかもしれません。映像作品がどのような流れで制作されるのかのワークフロー、撮影機材・照明機材・録音技術・CG・編集などの基本知識がこれ1冊でわかります。
どの専門分野に進んだとしても、これら全ての種類の基礎知識があると現場に出たとき大変役に立ちます。そして、各部門の仕事内容や大変さがわかっている人は、撮影や編集チームでのコミュニケーションもうまく取れ、仕事がスムーズに進みますよ。
時代に合わせてきちんと内容の見直しをして版を重ねている、真摯な本です。
値段:1900円+税 出版社:玄光社
filmmaker's eye
画面構成の演出テクニックが学べる本です。25種類ものショットタイプを、様々な名作の
1シーンを例にして詳しく解説。
このシーンはなぜこの構図なのか、こうすることで何を表現したのか、なぜ背景をボカしているのか、なぜここにこれを置いて撮ったのか、なぜこの位置から撮ったのか…などなど、かなり勉強になります。
映像制作の仕事に就く人だけでなく、映像作品を観る側にとっても、作品をより深く味わうための参考書になるでしょう。
また、例えば一見こういうテクニックが不要な気もするテレビのバラエティ番組だとしても、
再現ドラマだったり、映像作品のパロディだったり、ドラマチックなコントだったり…と、
実は映像作品のような演出が必要な場面が多くあるので、読んでおくと役に立つと思います。
著者は、長年にわたって映画やHDムービーのプロデュース、脚本執筆、編集、監督、
撮影に携わっている映画制作者であり、ニューヨークにある学校の映像メディア学科の教授でもあるグスタボ・メルカード氏。
値段:3600円+税 出版社:ボーンデジタル
ビデオSALON
デジタル映像機器を紹介する専門誌。映像制作においてカメラマンなど技術スタッフが
読むと面白いと思います。
また、ディレクターやADなどの制作スタッフだとしても、「制作まわし」などと言って
自分達でビデオカメラをまわす機会はかなり多くありますので、読んでおくとヒントが
あるでしょう。
高度なテクニックを駆使するアマチュアやYouTuberなどにとっての指南書でもあります。
例えば、最新の映像形式(4KやHDRなど)を特集したり、最新機器を紹介したり、
各種レンズの性能を比較したり、プロによるコラムがあったりと、専門的な知識を得られ、
最新のAV事情をちゃんと把握しおきたい人は必読。
定期購読すると2011年5月号から最新号までをいつでもデジタル雑誌で読めるという特典が
ついており、現場にいてもiPhoneなどで読めるのでオススメです。
毎月20日発売 値段:1296円 出版社:玄光社
【まとめ】
映像制作の世界で「制作」と呼ばれる、ADやAP、ディレクター、プロデューサー、などの
仕事は、映像の専門学校や大学を出なくても就くことができます。
(なんならそういう人が非常に多くいます)
そういう人にとって今回紹介したような本は、映像関連学校の出身者と一緒に働くにあたって、力強い助けになるでしょう。
ぜひ一度読んでみてください。