イベントでの映像制作の活用について

◆映像制作がイベントの利益につながるポイント◆

通常のイベントにおいては、実物展示や体験コーナーなど、参加者が自分の視点で見たり触ったり、あるいは、実際に行動したりすることが重要になります。映像や印刷などのメディア表現だけでは、テレビやネット上での出来事とあまり差がありません。

イベントに参加する意義としては、実物を見たり触れたりすることに重点が置かれ、参加者の多くも、それを目的にしてしているからです。

しかし、このようなイベントで展示や体験に関して、スムーズに誘導することは簡単ではありません。遠くからそれらを眺めることと、実際に見たり触ったりすることの間には、心理的な壁が存在するからです。具体的には、不慣れなものに対しては、距離感を感じてしまうということです。

このような誘導をスムーズに行うために、映像制作が有効な手段となるのです。映像制作も、その作品自体はメディア表現であり、イベント参加者が求めるものではありません。しかし、映像制作の具体的な内容によって、展示や体験などとの距離感を縮めることができれば、イベントの成功に大いに役に立つのです。

もちろん、映像制作ではなくても、解説者や指導者がいれば、その説明などによって、参加者を誘導することも可能です。しかし、現場で効率的な解説や指導を、繰り返し行うことは簡単ではありません。一方、映像制作では、あらかじめ効率性を確認された解説などを繰り返すことが出来ます。

また、現場の解説者などと映像制作の作品を合理的にリンクさえることで、より、イベントの利益を期待することができるのです。

イベントは映像制作でイメージ戦略

◆映像制作がイベントの利益につながるポイント2◆

イベントにおいて、企業イメージを高めるために大変有効な手段が映像制作の活用であると申しても過言ではありません。大きなイベントは勿論、小規模なイベントであっても、印象的な映像は関心を集め、それによる顧客獲得や企業の理念の理解などにつながるだけではなく、映像制作の洗練されたセンスはそのまま企業そのものの印象を強める働きがあることも大きな理由の一つと申せましょう。例えば、テレビコマーシャルなどでも各企業がいかに視聴者の興味を惹くかが重要と申せますが、企業イベントなどではいわゆる業界の方の厳しい目を惹きつけることは、一般の視聴者に対するよりも難しく、それでいてただ情報を受け流すだけの一般視聴者とは違った関心を持たせることが期待できます。映像制作を企業の販売戦略に活用することは、今や当たり前のことと申しても過言ではないでしょう。しかし、映像制作は決して簡単なものではありません。まず、豊富な知識や、視覚、聴覚に訴えるノウハウを蓄積していることが大切で、そこを間違えてしまうと、折角映像を制作しても、かえってマイナスイメージを植え付けてしまう恐れがあるからです。したがって、多くのライバル企業などが集まるイベントや一般の方への宣伝目的のイベントで活用する映像制作には作り手の映像を受ける側への最大限の配慮と、クリエイターが自分の世界にこだわるだけで企業のイメージを考えない自己中心的な考えを捨てひとえに依頼主である企業の立場に立ったアイデアと技術をしっかりと活かせる映像制作こそ最も大切であると申せましょう。


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