動画制作の価格の目安について

◆価格からみる動画の制作◆

一口に動画制作と言っても、どのような内容にするかによって、価格は変わってきます。

例えば、「企業VP(ビデオパッケージ)」。

販促や会社紹介などに使われる物ですが、こういった動画制作には、企画構成に5万円・シナリオ制作に15万円・進行や演出などのディレクションに15万円・撮影費に6万円・キャスティングを含んだ1名の出演に5万円・テロップを付けるなどの編集費に30万円・ナレーターに5万円(依頼した会社に所属している役者を使う場合は、割引があることも)・音楽に2万円・ナレーション収録などの仕上げ作業であるMAに5万円・DVDを焼くマスター制作に1万円で、合計価格は税抜きで89万円となります。

商品プロモーションの動画制作なら、企画構成に5万円・シナリオ制作に10万円・ディレクションに10万円・編集およびデザインに30万円・ナレーターに5万円・音楽に2万円・MAに5万円・マスター制作に1万円で、合計価格は税抜きで68万円となります。

ブロードバンド配信用の動画制作なら、半日程度の撮影で4万5,000円・編集に5万円・ナレーターに2万円・音楽に1万円・エンコードに5,000円で、合計価格は13万円となります。

式典などの動画制作なら、撮影に6万円・編集に15万円・音楽に2万円・マスター制作に1万円で、合計価格は税抜きで24万円となります。

これらの他にも、プレゼンツールとして動画を作るという場合は、20~60万円というのが相場となっています。

動画制作の価格で品質は決まる?

◆価格からみる動画の制作2◆

高いものがいいモノになる理論は間違っていませんし、動画制作においても製作費が掛かればよい作品を作ることが可能です。良い作品というのは、見ている人に何かしらの印象を与えるものになります。CGを用いるようになれば当然高い製作費がかかるでしょう。しかし製作費を掛けなくても良い動画を作っている人はいます。動画制作は価格がすべてではありませんので、慎重に制作会社を選ぶようにしましょう。


良い動画制作というのは、クライアントの望みをしっかりと汲み取った作品になります。視聴者に感動を与えて、そしてサービスや商品をうまく表現しているものです。視聴者にクライアントが込めた利益という概念が見えないような動画主体で、さりげなく視聴者に印象を与えるような動画は良い作品になります。価格が高ければよい動画を作ることができますが、視聴者に印象を与え利益を生む動画が作れるとは限りません。大切なのは価格ではなく、表現力です。


動画制作会社にも質の高い動画を作れる環境を持っているところも多くなっていますが、伝えたいことを伝えきれていない動画も多いのが現状です。クライアントは動画を作ってほしいのではなく、動画でなにかを表現したいという想いがあります。それを制作会社に伝え、そしてそれを汲み取って作品にする制作者が必要です。価格がすべてではありませんので、良い作品を作れるように、いろんな制作会社を見て吟味みることをおすすめします。


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