映像制作の業種を紹介

一言で映像制作といっても色んな業種があります。それぞれに個性があり、多くの人たちが

見る人を楽しませるべく努力しています。そして、種類はどんどん増えています。

 

映像制作をする仕事に就きたい人にとっても、間口は確実に広がっているのです。今回は、

そんな映像制作の種類をご紹介。

テレビ番組制作

最も身近な映像といったらテレビでしょう。日本では1953年2月1日にNHKが、民放では

同年8月28日に日本テレビが本放送を開始。65年もの歴史があります。

 

近年はWEB用動画にも力を入れている番組が多く、ADや新人Dが作った未公開映像や特別編、舞台裏映像などが色んな番組公式ホームページにアップされています。

 

また、例えば「テラスハウス」がNetflixで先行配信してから数週遅れでテレビ放送を

しているように、ネット配信とテレビ放送の2つの視聴方法を用意するスタイルの番組も

増えてきています。

映画制作

映画も、映像制作といえばすぐに思い浮かぶものですね。最近では3D、4D、応援上映など

かなり進化してきています。

 

更に、「マジジュマンジ」のように、映画に合わせて振動する装置が10個ついたベストを

着ながら観る“超体感シネマ”というものも。映画作品を作って終わりではなく、観客を

より楽しませるべくシーンと連動させた仕掛けを作るという作業もあるんですね。

CM制作

CMも、身近な映像です。15秒や30秒しかない短い映像の中で商品の魅力を

アピールしなくてはならず、さらに作品性も求められるので、難しい映像制作だと思います。

 

コンペでのハイレベルな戦いを経て作られたものも多いので、どのCMもクオリティが高いです。尺は短いですが予算は潤沢なことが多く、商品や、その他の出てくる人・モノがきれいに

映るよう手間暇がかけられています。

 

ライブストリーミング配信

インターネットでアクセスしたりアプリをダウンロードすることで見られる放送も人気です。

 

NetflixやHulu、Amazonプライム・ビデオ、Tver、フジテレビオンデマンド、TBS・

テレビ東京・WOWOWなどが作ったParaviなどなど。

 

これらは、映画や地上波で放送した番組を配信するだけではなく、オリジナルコンテンツでも

成功しています。

Netflixのドラマ「13の理由」や、Amazonプライム・ビデオの「バチェラー・ジャパン」、

FODの「ラブホの上野さん」など、熱狂的なファンを生む作品が多くあるのです。

 

 また、地上波では話せないぶっちゃけトークや恋愛リアリティショーが人気の「AbemaTV」や、昔からのインターネットユーザーとの親和性が高い生放送を行う「ニコニコ生放送」などのライブストリーミング配信も人気。

 

最近では、オリジナル番組やコンサートなどのコンテンツをハイレゾで生放送・オンデマンド・インターネットラジオで配信する「PrimeSeat」も、音楽にこだわりのある視聴者達に普及しています。

PV・MV 映像制作

ミュージシャンの曲のプロモーション用に作るミュージックビデオや、展示会のブースや店頭で流す商品PR映像、会社説明会で流す企業PR映像、学校説明会で流すPR映像…など。

マニュアルや教育用 映像制作

従業員研修や社員教育用の映像もあります。近年は、文字だらけのマニュアルよりも映像で

見せて学ばせるほうが効果的ということで、そういった映像制作をする企業が増えています。

動画アプリ制作

(※出典: https://www.studygear.jp/ )

アプリ用の映像制作もあります。例えば小中学生用の「スタディギア」のように、

教科書の内容を子供が興味を持てるよう楽しくわかりやすい動画にする学習アプリなど。

デジタルサイネージ

最近増えている、映像の流れる看板・デジタルサイネージも映像制作の種類です。これは、

人々が歩いて通るところに設置されることが多いので、一瞬で興味を持たせるような映像を

作らなくてはいけません。

【まとめ】

 

今回挙げたもの以外にも、結婚式で流す映像や、芸術作品、YouTubeなどの動画サイトに

投稿する映像…など、いろんな種類がありますし、色んなサービスが増えています。

 

映像というとかつてはテレビや映画しか無かったものが、今や選択肢は多数。

今後もどんなものが出てくるのか、そして普及するのか、楽しみですね。

 

 


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