映像制作会社を選ぶ4つのポイントを紹介
映像や動画を作るにあたってプロに依頼することになったら、全国に300社以上あると
言われている映像制作会社の中から1社を選ばなければいけません。
あまりそういう経験の無い方はイチから探すことになるので、不安もあることと思います。
そんな方々に、今回は映像制作会社を選ぶ際に気を付けるポイントを御紹介します。
【その映像制作会社が得意なジャンルを確認】
映像制作実績
商品紹介、施設紹介、結婚式、社内史、採用、マニュアル、企業VP…など、
作る映像には色んな種類があると思います。
また、それらをどういうタイプの映像にするのかという方向性も大事です。スタイリッシュにしたいのか、コメディタッチにしたいのか、アニメやCGをメインにしたいのか、ドラマ仕立てにしたいのか、芸術作品にしたいのか…などなど。
あらかじめそういう方向性を明確にして映像制作会社を決めるのがオススメです。
(もちろん事前に決めず、制作会社に相談して映像のタイプを決めるのもアリです。)
方向性が決まったら、色んな制作会社のHPやパンフレットを見て、その会社がどんなジャンルに強いのかを見極めましょう。
たいてい、制作した/している作品や番組の一覧がありますので、絶対に確認してください。
各会社、必ずそれぞれの色があります。
【映像制作の見積り】
制作会社を幾つかに絞ったら、HPのフォームや電話や面談などで見積りをお願いしましょう。
この際、他社と比較するときのために、何にいくらかかるのか具体的に教えてもらって
ください。
わからない項目や用語があったら必ず説明してもらいましょう。また、例えば、機材のレベルを下げたら、エフェクトのレベルを下げたら、@@は自分で用意するなら…金額はどう変わるのかなど、細かいことも聞いておくと良いと思います。
そして、気を付けたいのは修正が別料金かどうかです。修正が何度でも無料という制作会社も
あれば、回数が決まっていたり、修正のたびに追加料金になる制作会社もあります。
必ず確認してください。
ちなみに映像制作の費用についてはこちらの記事もご参照ください。(※「費用」記事URL)
【映像制作の担当者がどんな人か】
映像制作会社の担当者がどんな人か、というのも重要になってきます。
何度もやり取りしますし、大事な作品の出来を委ねる相手になるのですから、そこも一つの
判断材料となるでしょう。
礼儀正しいか、誠実そうか、クリエイティブな雰囲気があるか、などの人柄はもちろんのこと、例えば打合せであなたが「〇〇みたいな~」とか「今話題の〇〇という技法で~」というような話をした時にちゃんとわかってくれるか、も重要だと思います。
できれば日々いろんな映像作品を見ていて知識がある人に作ってもらいたいですよね。
また、映像業界以外の人にはわかりにくい言葉をちゃんと丁寧に説明してくれるかも
チェックしましょう。
相手の立場になって考えられない人は、映像を見る側の人のことも考えられない人が
多いと思います。
【作品内容の打合せ】
最も気合を入れなければいけないのが、決まった制作会社との打合せです。
とにかく重要なのは、(おまかせでない限りは)どんな映像を作りたいのかしっかり
伝えることです。
映像制作にかかる費用は決して安くはないので、希望通りの映像を作ってもらえるように
してください。
また、作った映像のセンスが良いだけでも意味がありません。
映像を作る目的をしっかり理解してもらい、効果的なものを作ってもらうようにしましょう。
打合せでは、見積りの再確認や、制作にかかる日数、納期の確認、などしっかり確認が必要です。そして自分達が何を用意すれば良いかも確認しましょう。
例えば、会社や商品のロゴデータ、使いたい資料、各種写真、撮影に使う物…などなど。
制作会社に後からパラパラと「これが欲しい」「これってありますか?」などと言われると、
自分達も制作会社側も大変になるだけですので、事前に予想できるものに関しては打合せ時に
確認しておくのが良いと思います。
【まとめ】
映像制作会社選びは、最初から1つに決めず幾つかの候補の中から色んな面から判断するのが
大事です。
有名な大手を選ぶ安心感もあれば、小さい会社の柔軟さもあったりします。
色んな映像制作会社を候補に入れてみて、最高の映像を誕生させてください。